7/20(土) どにちWITH 「パパの輪~からだを使って遊ぼう!」
子育てはじめの一歩 を開催しました。
WITHとしては初の試みとして、パパ講座としてNPO法人全日本育児普及協会認定講師の真鍋さんに来ていただき、パパの集まりを開催しました。
真鍋さんは小学三年生の女の子のパパで、ママと交代で育休を取得し、試行錯誤をしながら夫婦で子育てをしているそうです。
モニターにパワーポイントを写しながら、ウォーミングアップから始まりました。
来てくれた4人の素敵なパパさん同士自己紹介をしてから、お子さんたちとからだを使った遊びへ。
スキンシップの重要性はもちろん皆さんおわかりでしょうけれど、あらためて「らららぞうきん♪」やパパならではのからだを使った筋トレ遊び?は本当に、子どもたちの笑顔がはじけていて!!!とっても嬉しそうでしたよ。
まだおしゃべりしないお子さんの場合、一方通行で話しかけるのも恥ずかしいというパパ初心者も(この日はいなかったけど)、ぜひおむつ替えやお風呂などの時、お話しいっぱいしてあげてくださいね!
そして赤ちゃんは、おなかの方が背中より心地よいというデータも教えてくれました。
しかし、子どもを抱っこしてのスクワット、私はきつかった・・・。動物真似っこ遊びもとっても盛り上がりました。
さて、その後は一緒にレジュメを見ながらのおはなしタイム。心がけていることなどを一人ひとりお話ししてもらいました。パパたち、ママと話すように心がけていると言っていましたが、「いや、ダメだしがあって」「ママが決めたら?と気を遣うと、考えてくれてないと言われる」「こっちはこうした方がいいとはなしても、いや、違うよといわれてしまう」などなど、日々の微妙なすれ違いがあるようです。
なかなかお父さん同士って、自分と妻の関係について、他人に話したり、相談することが出来ませんよね。ママは日々ひろばで「こんなことがあってーパパがこうなんですよ!」と軽い愚痴のおしゃべりすることが出来ますが、パパは「男なのにそんな小さいことや愚痴を言うなんて」「家族の中のことを他の人に話すなんて」などなど、抱え込んでしまいがち。そしてきっとママもパパもちょっとしたすれ違いを「自分が我慢すればいい」と思ってしまい、ほんの少しの事でボタンが掛け違う事が多い感じがします。
家事をしたり、ママの休憩時間を作ったり、本当に今のパパたちは、50代も半ばに差し掛かる私にとっては「すごいなー」「やさしいなー」と思うんですが、ママにとって一番うれしいことは実は「家事よりも育児よりもママに対するちょっとした気遣い」のようなのです。
話を聞いたときに、仕事のように「こうしたらいいんじゃない」などのアドバイスが必要なのではなく、聞いてくれること、寄り添ってくれることが大切なのだと。
夫婦二人の時と比べると、子どもが生まれて家族となっていく途上は、いろいろな事があると思います。どうしても話していくうちに「ケンカ」のようになっていくこともあり、その険悪さがいやで話さなくなってしまう、そんな話もありました。圧倒的にママと話すことが多いし、スタッフもみんな母と妻でもありますから、どうしてもママ側の立場に共感してしまう我々スタッフ。でも、忙しくてもこんなにママと向き合おうとしていたり、子どもの面倒を見る時間の長いママに、感謝の気持ちを持っていたりする、素敵なパパたちにぐっときてしまいました。
他にもたくさんの話がありましたが、どんな話が出たのか、施設長とスタッフIが話を聞いていますので、いつでも声掛けてくださいね。
ママとパパが「あうんの呼吸」で言葉に出さずとも分かり合えるという事が、結婚して数年の夫婦には難しいのは、今年結婚30年・・!を迎える私には、よくわかるんです。どうぞ時にはケンカも(子どもの前ではやめてね)しながら、小さなことでも話を聞き合い、協力し、寄り添い合って、チーム育児を進めて行かれることを、本当に心から願っています。
次はもう少し夫婦の事についてじっくり話をしたいなーと考えています。
まだ内容は詳しく話し合っていませんが、10/5に講師の池田さんを広場にお呼びして、パパの輪②を開催します。
今回参加しなかった方ももちろんOK!ぜひ空けておいてくださいねー。
こまつでした。